Now, does that strike you as a fantastic coincidence,
Mr. Dufresne, or is it just me?
(さて、これは奇妙な偶然だという印象を与えませんか、
デュフレーンさん、それとも、そう感じるのは私だけでしょうか?)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
Is it just me, or …?
(… と感じるのは、私だけかしら?)
“Is it just me, or …?”という表現は、
「… と感じるのは、私だけかしら?」
「… と思うのは、私だけかな?」
などという意味になります。
「こう感じているのは私だけかな?それとも、他の人もそう感じているのかな?」
「そう感じたのは私だけかしら?それとも、本当にそうなのかな?」
という感じで、ちょっと自分の感覚に自信がないときなどに、
よく用いられる表現ですね。
ここで、「そう感じているのはあたなだけじゃないよ」と答える場合には、
“No, it’s not just you.”などと答えればよいですし、
それとは逆に、「ええ、そう感じているのはあなただけだよ」と答える場合には、
“Yes, it’s just you.”などと答えればよいでしょう。
…, or is it just me?
(それとも、そう感じるのは私だけでしょうか?)
映画「ショーシャンクの空に」のセリフでは、この表現は、
“…, or is it just me?”という形で用いられています。
冒頭の法廷シーンで、Andyが奥さんとその愛人を殺すことなく、
銃を川に捨てたと主張しているけれども、実際には、翌朝、
彼らが銃殺されているのが発見されたことについて、D.A.(地方検事)が、
“Now, does that strike you as a fantastic coincidence,
Mr. Dufresne, or is it just me?”
「さて、これは奇妙な偶然だという印象を与えませんか、
デュフレーンさん、それとも、そう感じるのは私だけでしょうか?」
と言っていますね。
ここでのD.A.(地方検事)の発言は、自分の感覚に自信がないから
“Is it just me?”と言っているのではなくて、
強烈な皮肉を込めてこう言っているのでしょうね。
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