Hey Red. How’d it go? (よお、レッド。どうだった?)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
How did it go?
(どうだった? どんな調子だった? うまくいった?)
“go”という動詞には、「(物事が)(~に)進行する;~という結果になる」
という意味があるので、“How did it go?”という表現を直訳すると、
「それはどのように進行したの?」「それはどんな結果になったの?」となり、
そこから、「どうだった?」「どんな調子だった?」「うまくいった?」
「どういうふうに進んだ?」などという意味になります。
ここで、“How was it?”という表現も、
「どうだった?」という意味で用いられますが、
“How did it go?”という表現が、この“How was it?”という表現と違う点は、
be動詞ではなく、“go”という動詞が用いられている点ですね。
というのも、“How did it go?”という表現の場合は、be動詞ではなく、
“go”という動詞が用いられているので、例えば、会議、面接、試験、デート、
スポーツの試合などが、どのような流れで、どんな結果になったのか
ということを尋ねることができます。
これに対して、“How was it?”という表現では、会議そのもの、面接そのものが
どうだったのかという感想などを尋ねる場合に用いられます。
また、この“How did it go?”という表現は、“How’d it go?”というふうに
発音を省略して用いられてることが多いですね。
How’d it go? (どうだった?)
この“How did it go?”を省略した“How’d it go?”という表現が、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
仮釈放の許可を決定する面接で、仮釈放を認められなかったRedが、
刑務所の中庭に出てきた場面で、仲間の囚人Skeetが、
“Hey Red. How’d it go?” 「よお、レッド。どうだった?」
と言っていますね。
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