I’m up for rejection next week.
(俺も来週却下される心の準備ができているよ。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
up for something
(~に対する準備ができて;~のつもりで;~に賛成で)
up for something
・on offer for something
・being considered for something, especially as a candidate
・(informal) willing to take part in a particular actibity
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
“up for ~”という表現には、いろいろな意味があります。
「(売却)に出されて」
「(選挙など)に立候補して、~の候補になって」
「(行事・活動など)に参加しようと意気込んで;乗り気まんまんで」
「~に対する準備ができて;~のつもりで」
「~に賛成で」
「(犯罪など)で訴えられて」
数え上げたらキリがないくらい、いろいろな意味がありますね。
よく用いられる表現で、“I’m not up for it.”という表現がありますが、
これは、直訳すると「私はそれに対する(心の)準備ができていない」
という意味になり、そこから、「そんな気分じゃないな」「その気になれないな」
などという意味になりますね。
I’m up for rejection next week.
(俺も来週却下される心の準備ができているよ。)
この“up for something”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
仮釈放の許可を決定する面接について、
“Hey Red. How’d it go?” 「よお、レッド。どうだった?」
と尋ねたSkeetに対して、Redが、
“Same old shit, different day.”
「いつもと同じさ。日が違うっていうだけでな。」
と返答したことを受けて、Skeetが、
“Yeah, I know how you feel.
I’m up for rejection next week.”
「ああ、気持ちは分かるよ。
俺も来週却下される心の準備ができているよ。」
と言っていますね。
ここでの“up for ~”という表現は、
「~対する(心の)準備ができて」「~に備えて」
などという意味で用いられていますね。
この記事を、役に立った・参考になったと思われた方は、ポチっとお願いします♪