If I were you, I’d grow eyes in the back of my head.
(もし俺があんただったら、後ろに十分気をつけるよ。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
if I were you (もし私があなただったら)
if I were you
・used to give somebody advice
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
“if I were you”という表現は、
「もし私があなただったら」という意味になります。
相手に助言や忠告を与える場合に用いられる表現ですね。
現実とは異なることを表す「仮定法過去」の文になるので、
<If + 主語 + 動詞の過去形, 主語 + 助動詞の過去形 + 動詞の原形>
という形になります。
そして、主語の人称や数に関係なく、if節(条件節)の中の
be動詞には、“was”ではなく“were”を用いることができます。
ただ、口語では、主語が一人称単数および三人称単数の場合には、
“was”を用いる場合もありますね。
また、この“if I were you”と似た表現で、
“if I were in your shoes”という表現もあります。
こちらは、「もし私があなたの立場だったら」という意味になりますね。
if I were in your shoes
・used to introduce a piece of advice you are giving to somebody
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
If I were you, I’d grow eyes in the back of …
この“if I were you”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
刑務所の運動場で、RedとAndyが初めて言葉を交わす場面で、
Redが、BogsたちがAndyのことをかなり気に入ったという
うわさが広まっているという話をした後で、
“If I were you, I’d grow eyes in the back of my head.”
「もし俺があんただったら、後ろに十分気をつけるよ。」
と言っていますね。
ここの“grow eyes in the back of my head”という部分を
直訳すると、「頭の後ろに目を生やす」という意味になりますが、
つまり「後ろに十分気をつける」ということを言っているわけですね。
この記事を、役に立った・参考になったと思われた方は、ポチっとお願いします♪