I doubt they’ll kick up any fuss.
(騒ぎになることもないと思う。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
Of course I doubt they’ll toss up any roadblocks for that.
(もちろん、こんなことで道路封鎖までして探すことはないと思う)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
I doubt ~
(~ではないと思う;~かどうかは怪しいものだ)
“I doubt that節”という表現には、
「~ではないと思う」という意味があります。
“doubt”は、一般的に「~を疑う」という意味に日本語訳されますが、
この“I doubt that節”という表現は、「~ではないと思う」というように、
自分の中で既に否定の答えを出していて、強い不信を示す表現となっています。
ここで、同じように「~を疑う」という意味に日本語訳される
“suspect”という単語がありますね。
でも、この“suspect + that節”は、
「どうも~であるらしいと思う;~だと思う」というように、
「『~であろう』とひそかに思う」という意味合いで用いられているので、
“doubt + that節”が、「~ではないと思う」という意味合いで
用いられていることとの違いがあります。
doubt
・to feel uncertain about something;
to feel that something is not true, will probably not happen, etc.
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
suspect
・to have an idea that something is probably true or likely to happen,
especially something bad, but without having definite proof
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
また、“suspect”は、通常、好ましくないことや都合の悪いことに用いられます。
I doubt they’ll kick up any fuss.
(騒ぎになることもないと思う。)
この“I doubt ~”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
仮釈放となったBrooksが、刑務所の外での生活の様子を
囚人仲間たちに手紙で知らせている場面で、
Brooksが自分の持ち物を鞄に詰め込み終えて、
鏡の前でネクタイを整えてから、ポケットナイフを取り出し、
天井の梁を見上げながら、
“I doubt they’ll kick up any fuss.”
「騒ぎになることもないと思う。」
と語っていますね。
I doubt they’ll toss up any roadblocks for that.
(こんなことで道路封鎖までして探すことはないと思う。)
この後にも、映画「ショーシャンクの空に」のセリフで
“I doubt ~”という表現が用いられていますね。
Redが、バスのチケット販売所に並んでいる場面
Redが、
“For the second time in my life, I am guillty of committing
a crime. Parole violation.”
「人生で2度目だ、犯した罪を認めるのは。仮釈放違反。」
“Of course I doubt they’ll toss up any roadblocks for that.
Not for an old crook like me.”
「もちろん、こんなことで道路封鎖までして探すことはないと思う。
俺のような老いぼれた悪党一人のために。」
と語っていますね。
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