I can tell you that you don’t believe in any God I pray to,
Mr. Lyman.
(私の崇拝する神が何であれ、あなたは信じないのよね。
ライマンさん。)
[The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101 より]
believe in ~
(~の存在を信じる;(人の能力など)を信じる)
believe in somebody/something
・to feel certain that somebody/something exists
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
believe in somebody
・to feel that you can trust somebody and/or that they will be successful
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
believe in something
・to think that something is good, right or acceptable
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
“believe in ~”という表現には、
「~の存在を信じる、(宗教)を信仰する」
「(人・人柄・能力)を(一時的ではなく)信じる、信用する」
「(事・物)の価値[正しさ]を信じる;~を信条とする」
などという意味があります。
“believe in ~”という表現の基本的な意味は、
1.何らかの存在を信じる
2.人の能力を信じる
ということになるので、
例えば、「神様や幽霊の存在を信じる」という場合には、
この“believe in ~”という表現が用いられますね。
You don’t believe in any God I pray to.
(私の崇拝する神が何であれ、あなたは信じない。)
この“believe in ~”という表現は、
海外ドラマ「The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101」
のセリフで用いられています。
Joshが、自分のオフィスで、昨晩出演した討論番組の録画を見ている場面
その番組の中で、Maryが、Joshに対して、
“I can tell you that you don’t believe in any God I pray to,
Mr. Lyman.”
「私の崇拝する神が何であれ、あなたは信じないのよね。
ライマンさん。」
と言っていますね。
これに対して、Joshが、
“Lady, the God you pray to is too busy being indicted for
tax fraud.”
「あなたの崇拝する神は脱税で起訴されるのにお忙しいでしょ。」
と切り返しています。
この発言が、いま問題となっているJoshの失言というわけですね。
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すみません。初心者質問なのですが
the god you pray to は関係代名詞の目的格なのでしょうか?whomかthatの省略形なのでしょうか?
しかし、pray toは自動詞なので
低レベル質問で申し訳ありません。
>トビー さん
“the God you pray to”の部分は、“the God”が先行詞となっていて、
“the God (who) you pray to”
“the God (whom) you pray to”
“the God (that) you pray to”
などのように、前置詞“to”の目的語である関係代名詞の
“who”“whom”“that”が省略されています。
※“whom”という形は文章体なので、口語体の場合には、
目的語の働きをするときでも、“who”が用いられることが多いです。
ここで、動詞の“pray”は自動詞になりますが、
関係代名詞の“who”“whom”“that”が、
前置詞“to”の目的語となっているので、
トビーさんのおっしゃるように、
関係代名詞の目的格が省略されているということになりますね。
実に低レベルな質問に答えていただきましてありがとうございました。コメントした後に後悔したぐらいです。
こんなに丁寧に答えて頂き恐縮です。
今、twwで英語の勉強をしてます。NHKは吹き替えでしたので、今更ですが…
これからもブログ更新楽しみにしております!
>トビー さん
コメントありがとうございました^^
これからも、お互いに英語の学習を頑張っていきましょう♪
わがままついでですが、リクエストがあります。
ホワイトハウスS1のS19の「Let Bartlet Be Bartlet(NHK訳 バートレットはバートレットらしく)」のフレーズを訳していただければ大変助かります。
Let it goやLet it beのように、Letを使った短いフレーズが気になるので、もしお時間がありましたら、よろしくおねがいいたします!
>トビー さん
返信が遅くなってしまって、申し訳ありません。
“let +(人)+ 動詞の原形”という形で、
「(人)に~させる」という意味になりますね。
ですから、S1の第19話の“Let Bartlet Be Bartlet.”というフレーズは、
直訳すると、「バートレットにバートレットである状態にさせろ」
というような意味合いになります。
今回のお話で、Bartlet大統領は再選を意識するあまり、
本来の姿である強硬派から中道派になったと指摘されていますね。
そこで、それを変えるための戦略はあるのかと尋ねた大統領に、
Leoが、“LET BARTLET BE BARTLET.”と書かれた用紙を見せます。
「バートレットに(本来あるべき姿の)バートレットである状態にさせろ」
つまり、元々、Bartlet大統領は強硬派だったわけですから、
「その強硬派である自分に戻れ、自分らしさを貫け」「本来の自分になれ」
というような意味合いになるのではないでしょうか。
ですから、NHKの「バートレットはバートレットらしく」
という訳でよいのではないかと思いますよ。
重ね重ねありがとうございます。と言いますかすみません……
すごく納得いきました。豆蔵さんがこれからホワイトハウスを訳されていくのをすごく楽しみにしております!わかりやすくて面白いです!
>トビー さん
そのように言っていただけてうれしいです。
ありがとうございます。
更新が遅くて、本当に申し訳ないですけど、
S1の第1話をなるべく早く終了することができるように頑張ります^^