Same old shit, different day.
(いつもと同じさ。日が違うっていうだけでな。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]

Same old stuff. (いつもと同じさ、相変わらずだよ)

stuff”には、「(漠然と)もの、こと」という意味があるので、
same old stuff”を直訳すると、
「同じいつものこと」「同じ変わりばえしないこと」という意味になり、
そこから、「いつもと同じさ」「相変わらずだよ」「いつも通りだよ
などという意味になります。

相手から「調子はどうだい?」などと尋ねられた場合の返事として
よく用いられますね。

same old same old”という表現も、同じような意味で用いられ、
いつもと同じだよ」「相変わらずだよ」という意味になります。

same old”には、
「昔からよくある、お決まりの、いつもの」という意味があるので、
same old same old”と言うと、「お決まりの“相変わらず”っていうことさ」
という感じで用いられるわけですね。

same old stuff”は、
same old same old”と同様の意味合いで用いられますが、
same old same old”という表現の方が、より口語的と言えるかもしれません。

same old same old
・(informal) used to say that a situation has not changed at all
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]

また、この“same old same old”という表現は、“old”の語尾の子音が脱落して、
same ol’ same ol‘”や“samo o’ same o’”と発音されることもあります。

Same old shit. (いつもと同じさ)

この“Same old stuff.”という表現が、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフでは、
Same old shit.”と言い換えられています。

仮釈放の許可を決定する面接で、仮釈放を認められなかったRedが、
刑務所の中庭に出てきた場面で、仲間の囚人Skeetが、

“Hey Red. How’d it go?” 「よお、レッド。どうだった?」


と尋ねる場面で、Redが、

Same old shit, different day.”
「いつもと同じさ。日が違うっていうだけでな。」


と言っていますね。

この“shit”には、元々「くそ、大便」という意味がありますが、
ここでは文字通りの意味で用いられているのではなく、
stuff”という単語の代わりに、“shit”という下品な言葉が用いられています。

映画「ショーシャンクの空に」は、舞台が刑務所の中ということで、
shit”とか“fuck”とか、いわゆる“swearword”(ののしり言葉)と呼ばれる
下品な言葉がよく用いられていますが、普段の会話では、
このようなスラングを用いるのは避けた方がよいでしょう。

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