You know, on the outside, I was an honest man,
straight as an arrow.

(ところで、おかしな話が、外にいるときは、僕は正直者だった。
矢のように真っ直ぐだったんだ。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]

You know, I don’t have any idea what that means.
(実は、俺にはそれがどういう意味かもわからないんだよ。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]

If the DEA or Navy Intel thought the Cubans were bringing
in drugs, wouldn’t we have to go out there and search
those rafts with, you know, guns and blankets?

(もし、麻薬取締局や海軍情報部が、キューバ人が麻薬を
持ち込んでいると考えたら、我々がそこへ出て行って、いかだを
調べるべきではないですか?え~と、銃や密輸品などを。)
[The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101 より]

We scheduled it, Josh, after your smug, taunting,
you know, calamitous performance on “Capitol Beat”.

(我々がそれを決めたのは、ジョシュ、君の‘キャピトル・ビート’での
うぬぼれの強い、人を侮蔑的にからかう、え~と、悲惨な愚行の
後でだよ。)
[The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101 より]

you know (そういえば;え~と、あの~;~でしょ)

you know

(informal)
・used when you are thinking of what to say next
・used to show that what you are referring to is known or understood
by the person you are speaking to
・used to emphasize something that you are saying
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]

(informal)
・implying something generally known or known by the listener.
・used as a gap-filler in conversation.
[Concise Oxford Dictionary]

この“you know”という表現には、いろいろな意味があります。

まずは、話を始めるときや、話題を変えるときなど、
相手の注意を引きたい場合に、文頭で用いると、
ところで」「時に」「そういえば」などという意味になります。

また、相手の誤りなどを正して、「いいかい」「実は~なんだよ
などという意味で用いることもあります。

そして、言いたいことがうまく言えないときや、適切な言葉が出てこないときに、
文中で用いると、「ほら、あの~」「え~と、あの~」「それで、あの~
などという意味になります。

また、相手が知っていると思われる事柄について話すときに、
文中や文尾で用いると、「ほら、例のあれだよ」「あなたも知っているあれだよ
などという意味になります。

そして、周知の事実について同意を求めたり、内容を確認したりするときに、
文尾で用いると、「~でしょ」「~だろ」「~ですからね」「~だからね
などという意味になります。

You know, on the outside, I was an honest man.
(ところで、外にいるときは、僕は正直者だった。)

この“you know”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。

図書館で、Redが、本を整理するAndyの手伝いをしながら、

2人で、所長のNortonが、賄賂の上に賄賂を取って、
汚い金を貯め込んでいるという話をしている場面で、

Andyが、

You know, on the outside, I was an honest man,
straight as an arrow. I had to come to prison to be
a crook.”

「ところで、(おかしな話が)外にいるときは、僕は正直者だった。
矢のように真っ直ぐだったんだ。悪党になるために刑務所に
来たってわけさ。」


と言っていますね。

You know, I don’t have any idea what that means.
(実は、俺にはそれがどういう意味かもわからないんだよ)

その後にも、映画「ショーシャンクの空に」のセリフで、
この“you know”という表現が用いられていますね。

Andyが脱獄した後、Redの仮釈放を決定する面接の場面

面接官に、

“You feel you’ve been rehabilitated?”
「自分が更生したと思いますか?」


と尋ねられたRedが、

“Rehabilitated? Well, now let me see.”
「更生?そうだな、ちょっと考えさせてくれ。」

You know, I don’t have any idea what that means.”
「実は、俺にはそれがどういう意味かもわからないんだよ。」


と言っていますね。

… you know, guns and blankets?
(・・・え~と、銃や密輸品などを?)

この“you know”という表現は、
海外ドラマ「The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101」
のセリフで用いられています。

LeoとJoshがキューバ難民問題について話し合っている場面

Joshが、

“If the DEA or Navy Intel thought the Cubans were bringing
in drugs, wouldn’t we have to go out there and search
those rafts with, you know, guns and blankets?”

「もし、麻薬取締局や海軍情報部が、キューバ人が麻薬を
持ち込んでいると考えたら、我々がそこへ出て行って、いかだを
調べるべきではないですか?え~と、銃や密輸品などを。」


と言っていますね。

… you know, calamitous performance on ~
(え~と、~での悲惨な愚行の・・・)

さらにその後でも、この“you know”という表現が、
海外ドラマ「The West Wing(ザ・ホワイトハウス)#101」
のセリフで用いられていますね。

TobyとJoshが、Joshのテレビでの失言問題について話し合っている場面

「君に1つ提案があるんだ。そしてそれは、君を救えるかもしれない。」
と言いながら、Tobyが、Joshの失言問題の解決策として、

“In preparation for the Sunday morning radio address
on family values …”

「日曜日の朝の、家族の価値についてのラジオ演説の準備に関して」


と話し始めると、

“When did it get on the schedule?”
「それはいつ決まったんですか?」


と、Joshがしつこく問い質します。

ここで、Joshが、大統領が家族の価値についてラジオ演説で話をすることが、
いつ決まったのかと、しつこくTobyに聞いていますが、

それはなぜかというと、

family values”(家族の価値)というのは、アメリカにおいては、
大統領選挙などのときに、保守層の有権者に訴えかけるために、
前面に押し出される価値概念で、

キリスト教の価値観に基づいたもので、

・女性は健全な家庭を築くために家庭にいて夫と子供の世話をすべき
・家庭内では婚前交渉や同性愛や妊娠中絶に反対する教育をすべき

などと主張するものなんですね。

ですから、Bartlet大統領が、ラジオ演説で、
family values”(家族の価値)について話をするということは、
かなり大きな意味を持つことなので、

Joshは、自分の知らないうちにそんなことが決まっていたことに対して
憤慨して、Tobyを問い質しているわけなんです。

これに対して、Tobyが、

“We scheduled it, Josh, after your smug, taunting,
you know, calamitous performance on ‘Capitol Beat’.”

「我々がそれを決めたのは、ジョシュ、君の‘キャピトル・ビート’での
うぬぼれの強い、人を侮蔑的にからかう、え~と、悲惨な愚行の
後でだよ。」


と言っていますね。

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