Fair enough. の意味は?

Fair enough. (わかった。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]

Fair enough.
(それでいいよ、まあいいでしょう、わかった)

fair enough
・(informal) used to say that an idea or suggestion seems reasonable
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]

fair”には、「公正な、公平な」という意味がありますね。

ですから、“Fair enough.”という表現を直訳すると、
「十分に公正な、十分に公平な」という意味になりますが、

そこから、相手の提案や条件などが、
合理的・公平だと思える場合に、それに同意・賛成して、

それでいいよ」「それで結構だ」「それで文句はない
まあいいでしょう」「わかった」「了解した

などという意味合いで用いられます。

また、“fair”には、「まあまあの、まずまずの」というような
ちょっと皮肉っぽい意味合いもあることから、

相手の提案や条件に、すっかり納得して、心から喜んで、
無条件に同意・賛成しているわけではないけれど、
まあ、一応筋は通っているし、公平・妥当であると言えることから、
「まあいいでしょう」という感じで、同意・賛成する場合に
用いられることが多いですね。

Fair enough. (わかった。)

この“Fair enough.”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。

刑務所の運動場で、AndyとRedが初めて言葉を交わす場面で、

Andyは、Redがいろいろな物を調達してくれるという話を聞いて、
ロックハンマーを手に入れてくれと頼んでいます。

それを聞いたRedが、何に使うんだと尋ねると、
Andyは、その理由まで答えなければならないのかと
ちょっと不満そうにしています。

そこで、Redが、これが仮に「歯ブラシ」だったら、
何も言わずに調達するけれど、それは「歯ブラシ」には
死をもたらす危険がないからだと説明すると、

Andyも納得して、

Fair enough. 「わかった。」


と言っていますね。

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