I don’t think you ought to be doing this to yourself, Andy.
(そんなことを考えるのはやめた方がいい、アンディー。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
We ought to keep an eye on him.
(あいつから目を離さないようにした方がいいな。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
ought to ~ (~すべきである;~のはずである)
・used to say what is the right thing to do
・used to say what you expect or would like to happen
・used to say what you advise or recommend
・used to say what has probably happened or is probably true
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
“ought to ~”という表現には、いろいろな意味があり、
“should”と同じような意味合いで用いられることが多いです。
1.義務・当然の行動を表す
<ought to + 動詞の原形>という形で、
「~すべきである、~する義務がある、~するのが当然である」
という意味になります。
ただ、“must” のような強制・命令的な意味合いはなく、
「~したほうがよい」というような意味合いになります。
2.可能性・推量を表す
<ought to + 動詞の原形>という形で、
「~のはずだ;きっと~だ」という意味になります。
“must”は「絶対にそうだ」という感じで、
間違いなくそうだと思っている場合に用いられますが、
“should”や“ought to ~”は「きっとそうだ」という感じで、
そうでない可能性もある場合に用いられます。
3.過去のことに関する推量を表す
<ought to have + 過去分詞>という形で、
「(きっと)~したはずだ」という意味になります。
4.過去の行為に対する非難や後悔を表す
<ought to have + 過去分詞>という形で、
「~すべきであったのに(実際にはしなかった)」
という意味になります。
また、<ought not to have + 過去分詞>という形にすると、
「~すべきではなかったのに(実際にはしてしまった)」
という意味になりますね。
I don’t think you ought to be doing this to yourself.
この“ought to ~”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
刑務所の中庭で、懲罰房から戻って来たAndyがRedと話をする場面で、
「出所したら、メキシコにあるジワタネホという太平洋沿いの町で、
海岸の近くに小さなホテルを開き、宿泊客を貸切ボートで釣りに
連れて行くんだ」と言うAndyに対して、
Redが、
“I don’t think you ought to be doing this to yourself, Andy.”
「そんなことを考えるのはやめた方がいい、アンディー。」
と言っていますね。
We ought to keep an eye on him.
この後にも、映画「ショーシャンクの空に」のセリフで
“ought to ~”という表現が用いられていますね。
食堂で、Redたちが食事をしている場面で、
Redが、Andyについて、
“No, I’m telling you. The guy is… he’s talking funny.
I’m really worried about him.”
「いや、本当なんだよ。あいつ、おかしなことを言っているんだ。
本当に心配なんだ。」
と言うと、Skeetが、
“We ought to keep an eye on him.”
「あいつから目を離さないようにした方がいいな。」
と言っていますね。
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