There’s not a day goes by I don’t feel regret.
(後悔しない日はない。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
go by (通過する;(時が)経過する)
go by
・(of time) to pass
[Oxford Advanced Learner’s Dictionary]
“go by”という表現には、
「(~のそばを)通過する」
「(時が)経過する、経つ」
「(機会などが)見逃される」
「ちょっと訪問する、ちょっと立ち寄る」
「(~の名で)通る、知られている」
などという意味があります。
There’s not a day goes by I don’t feel regret.
(後悔しない日はない。)
この“go by”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
Andyが脱獄した後、Redの仮釈放を決定する面接の場面
面接官に「自分がしたことを後悔しているか」
と尋ねられたRedが、
“There’s not a day goes by I don’t feel regret.”
「後悔しない日はない。」
と言っていますね。
この“There’s not a day goes by I don’t feel regret.”
という英文の構造を見てみると、
“a day”という名詞に、
・(that) goes by
・(that) I don’t feel regret
という関係詞節が2つかかっているわけですね。
そして、
・a day (that) goes by 「経過する日、過ぎ去る日」
・a day (that) I don’t feel regret 「後悔しない日」
ということから、
“There’s not a day goes by I don’t feel regret.”を訳すと、
「後悔しないで、経過する日はない」という意味合いになります。
つまり、「後悔しない日はない」ということを言っているわけですね。
また、ここで、“a day (that) goes by”の関係代名詞“that”は、
主格だから省略できないのではないか、
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、
主格の関係代名詞であっても、“There is ~”や“Here is ~”の文に
関係代名詞が続く場合には、省略することができるので、問題ありません。
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