Guess not. (そうじゃないみたいだな。)
[映画「ショーシャンクの空に」より]
I guess not. (そうではないと思う、違うんじゃない?)
“guess”には、「~と推測する」「(根拠はないが何となく)~だと思う」
という意味があります。
ですから、“I guess not.”という表現は、
「そうではないと思う」「違うんじゃない?」「そうではないみたいだね」
などという意味になります。
相手の言うことに対して、推測で「そうではないと思う」と否定する場合や、
相手の質問に対して同意できないという場合に用いられる表現ですね。
ここで、相手が否定形の疑問文で質問した場合に、
“I guess not.”と返答すると、「そうだね」という意味になり、
その否定に同意する意味合いになります。
また、“I think not.”や“I suppose not.”という表現も
似たような意味合いになりますが、
厳密に言うと、これらの表現には確信度に少し差異があります。
確信度の強い順番を表すと、
think > suppose > guess
という感じになります。
Guess not. (そうじゃないみたいだな。)
この“I guess not.”という表現は、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフで用いられています。
刑務所長のNortonが、独房から忽然と消えてしまった
Andyの行方について、看守たちやRedに尋ねる場面
誰もAndyの居場所を語ろうとしないので、怒ったNortonが、
壁に貼ってあるRaquel Welch(ラクエル・ウェルチ)のポスターを指して、
“Let’s ask her. Maybe she knows. What say there,
Fuzzy-Britches? Feel like talking? Ah, guess not.”
「彼女に聞いてみよう。彼女が知っているかもしれない。どうだ、
けばけばのショートパンツのお嬢ちゃん?話したい気分か?
あ~、そうじゃないみたいだな。」
と言っていますね。
ここでは、“I guess not.”という表現の“I”が省略されて、
“Guess not.”という形で用いられています。
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